- DATA
- 京都府出身。大学院工芸科学研究科・機能物質化学専攻修了。
2018年の入社以来、心臓血管(冠動脈)用カテーテルの研究開発業務に従事。
現在「企画開発技術事業部 総合研究所 第五研究開発部」勤務
最初にニプロを知ったのは、
テレビCMからでした。
私はもともと化学が好きで、大学・大学院では電気化学分野を専攻し「生体センサー」を作ったりしていました。そんな日々を過ごしていたからでしょうか、就職活動を始める頃には「自分の学んできたことを活かして、人の健康に関わる仕事に就きたい」と考え始めていたことを覚えています。
医薬・医療機器系の様々な企業を検討していたのですが、自分の中で存在感を高めていったのが、ニプロです。
まず、子どもの頃から見ていたテレビCMが好印象でした。CMがきっかけで興味を持ち説明会に参加すると、医療機器や医薬品、ファーマパッケージングの三位一体で健康を追求している点を知り、ここが他の企業には無い大きな魅力と感じ応募することを決意しました。
その他にも、内定者懇談会で、これから同期になる人たちと楽しくご飯を食べたこと、そしてニプロの人事部の人が優しく接してくれて、会社の雰囲気の良さを感じたことなども、入社の決め手になったように思います。
いろいろな立場の人と連携して開発。
難しくて、やり甲斐のある仕事です。
私は現在、心臓血管(冠動脈)用カテーテルの開発を行っています。カテーテルは細く、柔らかく、それでいて十分な強度や耐久性が求められる上、基本的にはすべて手加工で行っています。細かい作業ですので器用さも必要ですし、加工方法の問題点を見極める観察力なども求められます。
また入社してから知ったのですが、開発部門とは言え単にものづくりをしているだけではないのです。
総合研究所内外の様々な部門や立場の人と密に連携し、販売までのフェーズを一つ一つ進めることで、やっと一つの製品を世に送り出すことができます。特に厚生労働省から承認を得る過程は、医薬・医療機器業界ならではの必要不可欠な大きなフェーズです。
これが「医療機器を販売する」ことのやり甲斐でもあり、難しい部分でもあると実感しています。
だからこそ、自分が開発に関わった製品が医療現場で使われたことを知ると、嬉しい気持ちでいっぱいになります。特にお医者様が学会で製品を発表してくれたと聞いた時には「頑張って良かった」と心底思いましたし、以降の糧にもなる経験でした。
女性が多い職場なので、
新しい女性も入っていきやすいですね。
研究開発の職種は男性が多いというイメージでしたが、配属された部署は意外に女性も多く安心しました。
その中に、私が今「目標としている、憧れの女性の先輩」がいます。
まだ30代の主任ですが、チームリーダーとして新しい製品をどんどん開発したり、海外とのやり取りも積極的に行っておられて、本当にカッコイイ先輩です。気さくで何でも相談に乗ってもらえますし、いつかは自分も先輩のようになりたいと思っています。
今年、女性の新人も入ってきました。女性が女性を呼ぶような、そんなサイクルの職場になっているのかもしれません。
不器用な人も、器用になる。
続けることで実感することができました。
器用さが求められるカテーテル開発の仕事ですが、もともと不器用だった私は、入社当時はなかなかうまく作業ができませんでした。
先輩たちは「やっているうちに、だんだん器用になってくるよ」と言ってくれてはいたのですが、疑心暗鬼で…。
でも毎日やっているうちに、確かに「器用になったかも」と感じることができるようになってきたのです。「継続は力なり」です。少しずつ感じる成長を、日々の業務に活かしています。
ニプロは、やりがいのある仕事をしながら、家庭とも両立している先輩社員がたくさんいらっしゃる、働きやすい職場だと感じています。そんな職場環境に感謝し、人々の健康に貢献できる製品を世に出せるよう、今後も研究開発業務を頑張っていきたいと思います。
私のオススメ
社員食堂のラーメンがオススメです。定期的に「ご当地ラーメンフェア」などのイベントが行われ、日本各地のラーメンが社員食堂で楽しめるのです。先日は「富山ブラック」でした。皆さん、ニプロに入ってぜひ美味しいラーメンを食べてみてください。
Schedule私の一日
- 7:00
- 起床
- 8:30
- 出社:メールチェック後、午後にある打ち合わせの資料作成
- 9:00
- 始業:昨日の試作の続き
- 12:20
- 昼食:社員食堂のラーメンが好きです
- 13:30
- 打ち合わせ
- 14:30
- 午前中に作製したサンプルの評価
- 17:00
- 評価結果のまとめ
- 17:45
- 終業
- 19:00
- 帰宅、晩御飯
- 23:00
- 就寝