NIPROの成り立ち
1947年、戦後間もない激動の時代のさなかに、ニプロの創業者である故・佐野 實は、滋賀県大津市で電球再生事業を興しました。その後、さまざまな苦境を乗り越え、1954年に日本硝子商事(現ニプロ)を設立。
薬剤を入れるアンプルや、錠剤瓶用の硝子管の販売を業としていたところ、販売先のニーズに応えた縁がきっかけとなり、1970年代には点滴器具や注射器などの医療機器を手がけるようになりました。
1980年代には、後にニプロの主力製品となるダイアライザ(人工腎臓)の開発・製造に着手。さらに医薬品分野へも進出し、近年は再生医療分野にも本格参入しました。
