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健やかとキレイを応援する「プラセンタ(胎盤)エキス」 根強いロングセラーの健康美容素材

「プラセンタ」とは日本語で「胎盤」という意味で、胎児の発育成長に必要不可欠な、哺乳動物のメスが妊娠した時に持つ特殊な臓器のことです。胎盤は円盤状をしていて、胎児の成長とともに大きくなり、ヒトの場合、妊娠末期には直径約15~20センチ、厚さ2~3センチくらいになり、約10ヵ月で小さな受精卵から一人の乳児となるまで育てる驚異的な機能を持っています。このような驚異の機能を持つ胎盤の優れた栄養素を凝縮したプラセンタエキスには、美容や健康に有用な各種の必須アミノ酸、ペプチド、ビタミン・ミネラル類など生理活性に作用する成分がバランスよく豊富に含まれており、その効用は血行をよくし、免疫機能を高めて弱った体力・疲労の回復に働くとされており、今日も根強い人気を誇っています。今回はプラセンタエキスを特集しました。

胎児の各種臓器を代行する万能臓器

プラセンタは、未発達な胎児の各種臓器に代わって人間の体で行われている生命維持に必要な総ての機能を備えており、またプラセンタは胎児が育つために必要な酸素や栄養を補給します。その働きは表1のとおり。
また胎児の成長に必要な種々のホルモンの分泌、アミノ酸の供給、病気にかからないように病原菌の侵入の阻止等々、プラセンタの果たす役割は多岐にわたります。
このためプラセンタには、胎児を育て上げるために必要な生理活性物質と栄養素が豊富に含まれています。哺乳類動物の牛や馬などが、出産後に胎盤を食べてしまうのは、出産によって消耗した体力を、速やかに回復するのに役立つことを本能的に知っているためともいわれています。人間もその有用性に気づき、古代ギリシャのヒポクラテスの時代から民間薬として使われてきたとされています。
プラセンタの働きには、常に体の働きを正常な状態に戻そうとする特徴があります。そして、その正常な状態とは、いうまでもなく、プラセンタが育んだ赤ちゃんの状態。では、プラセンタの成分が、大人の体に働きかけた場合はどうなるのでしょうか。当然、その大人の体を赤ちゃんの状態に近づけようとする作用を持つわけです。それは相手が、ピークを過ぎて、総ての活性が落ち始めた状態の大人であっても同様です。その結果、全身の細胞が活性化され、「若返る」わけです。プラセンタは、あくまでも体のメカニズムを赤ちゃんの状態に近づけようとしているだけですが、大人にとっては、これが「老化の防止と若返り」の効果をもたらすということになります。


表1-胎盤が代行する各種機能

効果 説明
肺(呼吸作用) 子宮内において呼吸ができない胎児に代わり、母親の血液の中から酸素を取り出して胎児に供給する。そして、胎児から排泄される炭酸ガスは母親の血液に送られる。
肝臓(代謝作用) 成人の肝臓では約200種類の酵素を使って、500種類以上の化学処理(タンパク質の合成などの代謝作用)を同時進行で行う。胎児では、肝臓が持つべき機能を充分に備えていないため、胎盤がその不足分を補いながら、代謝作用を行う。また、胎盤は肝臓と同様に、異物を解毒する作用を持っている。
腎臓(排泄作用) 胎児の老廃物を母体の血液に送る。老廃物を取り入れた母体の血液は、母体側の臓器で処理される。脳下垂体・卵巣(内分泌作用)、胎児の発育や出産に使われるホルモンを作る。また、胎児だけでなく母体のホルモンコントロールも行う。
脾臓(免疫作用) 胎盤が病原菌や異物などの侵入を阻止する関所の機能を果たす。

プラセンタと美容効果

  • 肌を健やかに・・・
    傷んだ組織を健康な状態へと回復させ、肌の再生を助ける
  • 肌をみずみずしく・・・
    潤いとハリのある肌づくりに役立つ
  • 肌を若々しく・・・
    活性酸素を除去し、紫外線や加齢によるシミ、タルミ、シワを予防する
  • 肌をイキイキと・・・
    新陳代謝を活性化させ、老化した角質をはがれやすくするのを助ける

プラセンタに含まれる主な栄養素

プラセンタには、人間に必要なあらゆる栄養素と、体の働きを活発にする生理活性物質が豊富に含まれており、まさに栄養素の宝庫といえましょう。

プラセンタ
ムコ多糖体:ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸
酵素:アデノシン三リン酸、アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼなど
核酸:DNA、RNAおよび代謝産物
ミネラル類:カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、鉄など
各種ビタミン:ビタミンB1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシンなど
必須アミノ酸:ロイシン、イソロイシン、リジン、バリン、スレオニン、グリシン、アラニン、アルギニンなど
脂質・脂肪酸:コレステロール、ホスファチジン酸、ラウリン酸、パルミテン酸など
糖質:グルコース、ガラクトース、ショ糖など

エジプトの女王クレオパトラやフランスの王妃マリー・アントワネットなどは若返り、美容などの目的でプラセンタを利用したとされているほか、中国でも秦の始皇帝時代から不老長寿の妙薬として用いられてきています。

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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