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Vol.2 今すぐできる!活性酸素を減らして健康に「活性酸素」

今回のテーマである「活性酸素」とは、何でしょうか。専門的ですが、難しいものではりません。現代の健康ブームと切っても切れない縁があります。医学界では、近年、特に注目されている分野です。活性酸素についての研究が進むにつれて、その害が広範囲にわたって悪影響を及ぼしていることが明らかになってきました。
活性酸素が人体の「老化」に深く関わり、ガンなどの生活習慣病の主な原因となっていることもはっきりとしています。老化によって体にはさまざまなきしみが現われ、肌にはシミやシワが増えていきます。その意味では、活性酸素対策を講じることは肌の健康を守ることになり、同時に体全体の老化をも防ぐことになります。活性酸素についての初歩的知識と若い肌を保つための秘訣を探ってみましょう。

活性酸素は全身のあらゆる部位で発生する

活性酸素が関与する代表的な疾患
障害組織 代表的疾患
循環器 動脈硬化 心筋梗塞 虚血性循環障害
呼吸器 肺炎 感染症 喫煙障害
脳神経系 脳梗塞 脳出血 アルツハイマー病
消化器 薬物性肝障害 肝硬変 胃潰蕩
内分泌 糖尿病 副腎代謝障害 ストレス反応
皮膚 アトピー性皮膚炎 炎症 火傷
支持組織系 関節リウマチ 自己免疫疾患 膠原病
黄斑変性症 白内症 未熟児網膜症

酸素は血液によって全身に運ばれます。したがって体のあらゆる器官を酸化して破壊し、病気を引き起こします。活性酸素が引き金となっている病気は、全体の90%ともいわれています。

現代社会は私たちに備わっている抗酸化能力を超える活性酸素を発生させており、それによる病気も必然的に増加しています。日本人の死因のトップ3を占める病気はガン、心臓病、脳卒中で、これらが3大生活習慣病と呼ばれていることはご承知のとおりです。これらの病気は患部が異なり、一見何のつながりもないように思えます。しかし実は共通して「活性酸素」が深く関わっていることが明らかになっています。

もちろん誰もが活性酸素の害で死ぬと決まったわけではありません。私たちの体は無数の抗酸化物(スカベンジャー)を備えて、活性酸素の強力な酸化力から身を守っているからです。ただ、体の抗酸化能力は個人差があり、抗酸化能力が強い人は病気にもかからず健康な生活を送ることができるのに対し、弱い人は体が少しずつ蝕まれていくのです。

ガンの発生と進行に活性酸素の影響大

ガンの原因の1つに、活性酸素によってガン抑制遺伝子が傷つけられることで、ガン遺伝子が暴れ出すことが考えられている

ガンが発生する様々な要因

ガンとは、私たちの体の中で生まれる「悪性の新生物」です。それが増えつづけ、正常な細胞を侵食してやがて体の機能を破壊してしまいます。私たちの体は約60兆個もの細胞でできています。それら個々の細胞1つ1つに全く同じ、遺伝情報が納められていて、その遺伝情報を集めるのがDNAです。

このDNAにはその生物のすべての特徴が書き込まれています。私たちの体では頻繁に細胞分裂が行われ、古い細胞は捨てられて、新陳代謝が繰り返されています。その度にDNAが寸分たがわずコピーされています。しかし、もしDNAに傷がつき、遺伝情報に狂いが生じたとしたら、どのような状態が起こるのでしょうか。

遺伝情報に狂いが生じると、体の特徴を正確に伝えることができなため、本来の細胞と異なった細胞が生まれてしまうのです。それが抑制の利かない異質な細胞 ‐「悪性新生物」です。

人間のDNA上にある遺伝子の数は数万個とも言われ、その中にはもともと数十個から百個のガン細胞があるといわれています。これらが活性化すると細胞がガン化すると考えられています。しかし同時にDNAには「ガン抑制遺伝子」があり、通常はこれがガン遺伝子を抑え込んでいます。

現在ではガン抑制遺伝子が何らかの原因(活性酸素)で機能しなくなると、ガン遺伝子を抑えるものがなくなり、ガン発生につながると考えられています。

放射線療法や化学療法でガンが治らない理由

ガンの治療法の1つに放射線療法や化学療法があります。しかし放射線療法を受けるということは、ガン細胞が縮小したり、消滅したりすることもありますが、同時に遺伝子に活性酸素を発生させてしまい、それが元となって新たなガンをつくってしまうという悪循環を引き起こすことにもなります。

また化学療法はアントランサイクリン系やブレイオマイシン系の抗ガン剤がありますが、これもまた遺伝子を傷つけることになります。

このように現代医学のガン治療とは新たなガンを発生させる引き金でもあるわけです。

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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