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Vol.67

コロナ禍で社会に蔓延するストレスの脅威 打ち克つ体づくりのために知っておきたい「ストレスによい栄養素」

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が世界経済に及ぼした影響は計り知れないほど大きく、国際通貨基金(IMF)も「世界大恐慌以来の危機」と警鐘を鳴らすほどですが、同時に世界保健機関(WHO)が「COVID-19流行期におけるメンタルヘルスケアと支援」という報告書を発表し、同感染症の影響によってうつ病や不安症の患者が増加し、メンタルヘルスに与える影響は大変深刻な状況にあると警鐘を鳴らしています。こころの問題は簡単なものではないですが、そこには少なからずストレスが起因しています。現在の情勢では体を動かすストレスの解消や軽減策は難しい部分もあるので、食事や健康食品からの栄養素摂取による対応策が取り組みやすい方法ではないでしょうか。そこで今回の新すこやか通信は、少しでもストレス軽減の一助となるよう「ストレスによい栄養素」を紹介します。

ビタミンB1

ビタミンB1は神経に作用するビタミンであり、気分を落ち着かせる働きがあります。ただし、ストレスを受ける度合いによってビタミンB1の消費も比例して増えていくので、日常的な摂取を心がけたいものです。

ビタミンB2

糖質、脂質、たんぱく質はエネルギーを生み出すために必要な栄養素ですが、補酵素の働きがあってこそ成り立つものであり、ビタミンB2は脂質の代謝に必要な補酵素であり、ストレスがかかると不足ぎみになってしまいます。

ビタミンB6

ビタミンB6には中枢神経の働きを安定させる作用があり、ストレスによるイライラや不安などを落ち着かせたり、和らげたりする効果が期待できます。また下記で紹介するたんぱく質の代謝を促す働きもあります。

ビタミンC

人はストレスを感じると副腎からストレスに対抗するためのホルモンが分泌されるのですが、このホルモンの材料となるのがビタミンCです。ただし、ストレスを受けると大量消費されるビタミンなので、意識的な摂取が必要。

マグネシウム

マグネシウムは骨の健康に必要なミネラル類ですが、不安感を取り除く脳内物質セロトニンの分泌にも深く関係しています。しかし、ストレスを受けると大量に尿中に溶け出し体外に排出されてしまうので、現在の社会情勢下では摂取に気を配りたい栄養素の1つです。

たんぱく質

ビタミンCと同様、ストレス対抗ホルモンの材料となるほか、神経にも作用する栄養素。たんぱく質は筋肉や脳など臓器の健康維持につながるものであることはよく知られていますが、ストレスを感じやすい脳はたんぱく質の消費量が大幅に増えるとされています。

Vol.67

情報提供:(株)家庭薬新聞社TEL076-442-3815(代)

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