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2021年12月号

「腸活」等で注目浴びる免疫力向上への取り組み
“予防習慣”を身に付け感染症等に負けない体づくり「免疫力高める健康成分」

腸内環境を整えて免疫力を高めることにより、体の中から健康を目指そうとする「腸活」が注目を集めており、腸の働きを高める食材や健康成分が人気を博しています。そして、免疫力向上に関しては、新型コロナウイルスへの対策としても注目を集めつつあります。腸活に用いられるものだけではなく、免疫力向上に良い健康成分は健康食品等でも活用されています。今回のすこやかネットは「免疫力高める健康成分」にスポットを当てました。

乳酸菌

乳酸菌は近年特に注目されているものですが、健康効果が注目されたのは100年以上も昔と言われています。
体の中で乳酸を産生する細菌類の総称であり、ビタミンB類やミネラル類、糖質やアミノ酸と同時に摂ると良いとされています。人体の免疫機能の70%が集まる、腸内環境を整える働きが最たる特徴。
健康食品にも幅広く用いられているほか、ヨーグルトや味噌、しょう油、キムチなどの発酵食品に豊富に含まれています。

プロポリス

プロポリスとは、「敵の侵入を防ぐ城壁」という意味を持つものであり、天然の抗菌・抗生物質です。巣の中の衛生環境を保つため、ミツバチがさまざまな樹木の新芽や樹液、花粉と自らの唾液などを混ぜ合わせてつくっているもの。ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、フラボノイド類など多種多様な有用成分が含まれています。
ヒトに対する健康効果は高く、花粉症などのアレルギー症状、かぜやインフルエンザ予防等々に関するさまざまな研究結果が発表されています。

ニンニク

滋養強壮、疲労回復の心強い味方として非常に有名な食材であり、健康食品の成分としても広く用いられています。
上記の働きのほか、ニンニクには腸内環境を整える働きもあり、ここから免疫力向上や冷えの改善、美肌、アンチエイジングなどさまざまな健康効果が明らかになっており、「身近な万能薬」と言われることもあります。
最近では、このような高い健康効果のあるニンニクよりもさらに栄養価の高い発酵黒ニンニクというものも注目されています。

ビタミンC

ビタミンCは抗酸化力であったり、美容に良いものであったりと、昔からその健康効果が注目される定番ともいえる健康成分。
また「かぜにはビタミンC」とも言われるように、かぜ薬などにも配合される場合が少なくありません。これは、かぜを引き起こすウイルスが体内にあると、免疫細胞の白血球が増加して攻撃するのですが、この白血球の働きを助けるのがビタミンCであるため。花粉症などのアレルギー症状にも良いとされています。

亜鉛

亜鉛と聞けば、髪や肌の健康維持、子供の成長に必要な健康成分として有名であり、不足すると味覚障害や成長障害などとともに免疫不全も考えられており、免疫機能に欠かせない健康成分でもあるのです。
免疫機能に関連することは、粘膜を保護するビタミンAの働きを助けることや、免疫細胞の白血球内に含まれていることが挙げられます。
近年はマラソンやウォーキングなどで体を動かす人が増えていますが、亜鉛は汗をかくほど体外に排出されるので、意識的に摂りたい健康成分です。

DHA・EPA

主に青魚に豊富に含まれるDHA・EPAは、「オメガ3系」の不飽和脂肪酸であり、とりわけ血液をサラサラにする働きが有名。この辺から最近では高齢社会において重要視される健康成分であると同時に、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病予防への働きも注目される健康成分でもあります。
またDHA・EPAは免疫力向上を助けるという働きもあり、高齢者や生活習慣病に悩む人だけではなく、幅広い年齢層にも訴求できる健康成分です。

今回紹介した健康成分はほんの一例に過ぎません。
日頃の食事に気を配るとともに、
健康食品なども活用しながら継続的に摂取することが大事です。

2021年12月号

情報提供:(株)家庭薬新聞社TEL076-442-3815(代)

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