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Vol.49

軽く考えていませんか?
冷え症は1つの病気

食生活の変化や運動不足、ストレスなどから「いつも体が冷えているような気がする」、「足先が冷たく、夏でも靴下を履かないと眠れない」とか「手がジンジンと冷えているような気がする」と冷えを感じる人が増えています。冷え症は以前、「冷え性」と書かれていましたが、最近では「冷え症」と書かれるようになっていることから、1つの病気の「症状」として捉えられるようになってきました。

冷え症の人

冷え症は、西洋医学ではきちんとした病気の1つとして扱われていません。しかし、言い換えれば血行不良。その原因には、自律神経や心臓、筋肉などの働きが関係しているものと考えられています。

血の巡りが悪い
冷え症の人は、血液がうっ滞して手のひらが赤っぽくなったり、顔に毛細血管が浮き出たり、ツメが白っぽくなったりする。
内臓の冷え
へその辺りで測った体の深部温度(内臓の温度)が普通の人に比べて2~3℃低い。
自律神経のバランスの乱れ
冷え症の人は、自律神経のバランスが乱れることが多い。過緊張ぎみでも、停滞ぎみでもバランスを崩す。
体温は35℃台
人間の体温は平均36.5℃。女性の場合、生理の周期によって低温期で36℃前半になるが、冷え症の人は低温期で体温が35℃台に。
体内の水分量が多い
体内の水分量が平均より多い。舌が分厚くぼってりとしていたり、舌の両脇に歯形がつく人などは水分量が多い証拠。
手足の血行が悪い
足や手の先の体温が低い。冷え症の人の足先は、脇の下で測る体温より10℃以上も低い。ひどい人では、足先の温度が10℃台になることも。

冷え→こわばり→しびれ(危険信号)

ストレスがたまると体がさらに冷える

自分の限度を超えた不安や緊張、あるいは激しい労働などによる過度のストレスはさまざまな健康障害を引き起こし「自律神経」のバランスを乱し、血流障害の原因となります。血の巡りが悪くなると、細胞に新鮮な酸素や栄養素が充分に運搬されず、代謝が低下し、冷えにつながります。

ストレスと冷えのスパイラル(悪循環)

全身に出る冷え症から波及する症状

肌荒れ・かさつき・くすみ/腰痛・頭痛などの痛み/皮膚疾患・じんましん(アトピー症状)/トイレが近い・膀胱炎/便秘や下痢/かぜのような咳をしたり、ぜんそくなどを引き起こしたりする

冷え症から波及すると考えられる症状はさまざま。中には、とても冷え症からくる症状とは思えないものがあります。手足の先が冷えるのは、冷え症の特徴としては大きく知られていますが、実は他にもたくさんの症状があります。

Vol.49

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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