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Vol.46

若い女性、働き盛りの人に急増過敏性腸症候群に迫る

近年、下痢や便秘が続いたり、下痢と便秘を繰り返したりするなど、腹部の不快な症状に悩まされているにも拘らず、検査をしても胃腸に原因となる病気などの異常が見つからない人が増えています。これは「過敏性腸症候群」と呼ばれる病気。ストレスが蔓延する社会環境となり、その数が急増しているとされていますが、今回は過敏性腸症候群を特集しました。

胃の病気のサイン

過敏性腸症候群とは小腸や大腸に病気などの異常が見つからないのに、便通の異常や腹部の不快な症状が続く病気のことです。 過敏性腸症候群の症状は、つぎの3つのパターンに分類されています。

下痢型
  • 腹痛や腹部の不快感がある慢性的な下痢
  • 1日に何度もトイレにいく
便秘型
  • 腹痛や腹部の不快感がある慢性的な便秘
  • 排便をする時に腹部が苦しくなることが多い
交替型
  • 下痢と便秘を交互に繰り返す
これら、下痢や便秘のほかにも、さまざまな症状があります。

過敏性腸症候群の主な症状
●下痢または便秘が長く続いている
●下痢と便秘を交互に繰り返している
●残便感がある
●頻繁に腹痛に襲われる
●腹部膨満感
●腹部がゴロゴロ鳴る
●排便により腹痛や腹部の不快感が和らぐ
●よくおならが出る●よくゲップが出る
●食欲不振
●吐き気や嘔吐

主な原因は『ストレス』

過敏性腸症候群の原因となっているのは、

  • ストレス
  • 過剰な腸の働き
  • 腸の「知覚過敏」
  • 不規則な生活習慣

などが指摘されていますが、未だはっきりとは解明されていません。
しかし、これらの中でも、最大の原因だといわれているのが「ストレス」。身体的・精神的にストレスを受けることによって自律神経のバランスが崩れ、これに伴い腸が知覚過敏になり、腹痛や便意の異常(下痢・便秘)などの症状を引き起こすとされています。 このように、過敏性腸症候群はストレスが主な原因とされているため、その症状には出やすい状況があるといわれています。 それは、ストレスを感じやすかったり、強い緊張を受けやすかったりする場面です。例えば、仕事中、会議中、面接中、授業中、テスト中、出社中、登校中等が当てはまります。

症状が出やすい状況:仕事中・面接中・授業中・テスト中

さらに、罹りやすい人もいます。真面目な人、内向的で気が弱い人、情緒不安定な人、うつ傾向の人、20代の若い女性または30~40代の働き盛りの人などが当てはまるとされています。

罹りやすい人:真面目な人・内向的で気が弱い人・20代の若い女性または働き盛りの人・うつ傾向の人


Vol.46

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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