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Vol.41

「胃がもたれる」、「胃がはる」、「食欲がない」、「吐き気がする」など、胃の不調サインを見逃していませんか?

私たちは生命の維持に必要な栄養素を食事から摂取しています。栄養素を体内に取り込む上で、胃の働きが重要ですが、胃は体調やストレスの影響を受けやすい、とてもデリケートな臓器であり、胃の不調は私たちの健康に重大な影響を与えます。胃がもたれる、重く感じる、キリキリする、胸やけがする・・・など、胃の不快症状の表現方法は数多く、胃は他の臓器に比べて自覚症状を多く発する臓器といえるでしょう。胃が発する不調のサインを正しく理解し、早めに対処することで胃の健康を保ちましょう。

胃炎の原因と症状

  原因 症状
急性胃炎 胃の蠕動運動の異常 ・胃がむかむかする
・胃もたれ
胃酸の過剰分泌 胃痛
慢性胃炎 ピロリ菌感染 ・慢性的な胃の不快症状
・胃潰瘍を繰り返す
原因不明(NUD) 慢性的な胃の不快症状

胃の病気のサイン

食後に決まって腹痛が起こる…消化性潰瘍
胃や十二指腸の内面を覆っている粘膜の一部にただれ、壊死などの変化が起こり、粘膜がはがれて表面に傷がついてしまうことを消化性潰瘍といいます。
常に上腹部に不快感やモタレがある…慢性胃炎
慢性胃炎は胃の生活習慣病ともいわれています。胃の粘膜に慢性の炎症が起こる病気ですが、最近ではピロリ菌が関係していることが明らかになってきています。
体つきが細く、体力がない…胃下垂
胃下垂とは、胃の上端の位置は正常なのに下端の位置が下がっている場合をいいます。胃下垂そのものは病気ではありませんが、症状が現われてくるようですと、胃下垂症という病気になります。
胸やけ、ゲップ、酸っぱい液が逆流する…胃酸過多症
胃酸過多症は胃液の酸度が異常に高くなって起こります。慢性胃炎や消化性潰瘍に伴って起きることが多いです。

ストレスと胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍は、胃酸(胃液)が過剰に分泌されることが原因とされています。胃酸は食べ物の消化には欠かせないもので、食事をしている時に活発に分泌されます。しかし、この仕組みが乱れ、空腹時にまで多量の胃酸が分泌されてしまうと、その強い酸性にさらされた胃の粘膜が障害を受け、痛みとして現われてきます。
胃酸の出過ぎは、主にストレスによってもたらされます。胃の持っている消化機能は、自律神経を介して脳がコントロールしています。胃酸の分泌に関しても、胃に食べ物が入ったという刺激を受け取った脳が、自律神経に命令を伝えることでスムーズに行われているわけです。ところが脳が強いストレスを感じると、その影響が命令系統の混乱を生み、結果的に胃のトラブルが起こってしまうのです。

胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍胃・十二指腸潰瘍

胃にやさしい生活

暴飲暴食を避け、規則正しい食事を
胃を酷使せず休める時間も必要
よく噛んで、ゆっくり食べる
胃が消化しやすいように手助け。
ストレスを上手に解消
充分な睡眠、ゆったり入浴、趣味の時間、毎日の運動などは、胃にもよい。

ストレスを上手に解消

胃に負担をかけない食べ物を摂る
好ましい食品:
  • ・牛乳
  • ・たまご
  • ・豆腐

好ましい食品

避けたい食品:
  • ・炭酸飲料
  • ・脂肪の多い肉
  • ・刺激の強いもの

避けたい食品

調理法にもひと工夫
「揚げる」、「焼く」よりも、「煮る」、「蒸す」、「ゆでる」。

Vol.41

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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