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Vol.28

冷房、ストレス、寝不足、肌の露出、冷たい飲物・食品の摂り過ぎなど 「夏の冷え」対策を探る

梅雨が過ぎれば夏本番。しかし、この時期は冷房の影響で室内外の温度差が著しく広がるため、1年の中でも体の冷えが気になる季節です。冷房による冷えが気になっても、戸外の暑さのせいでつい忘れてしまいがちですが、この時期の冷え対策はとても重要なのです。夏は過剰な冷房に加え、冷たい飲み物や食べ物を摂る、肌の露出が増えるなど、体を冷やす要因が数多くあり、体温の調節機能を狂わせます。特に注意したいのが冷えの自覚がない「隠れ冷え症」の人で、体調を崩す原因にも。生活習慣を見直して冷えない体をつくりましょう。

夏の冷え症対策に 基本は「冷やさない」と「温める」

衣服編 冷房中の部屋では肌の露出を避ける

スカーフを首に巻くだけでも効果的

冷房中の部屋では、首やお腹周りなど体の中心部の露出に注意しましょう。首やお腹周り、背中などを露出すると手足まで冷たくなり、そのあとで、首やお腹周りを覆っても、なかなか手足の冷えが改善されません。
特に守りたいのが首。首には大量の血液が流れる頸動脈が体表近くにあり、ここが冷えると体全体の冷えにつながります。スカーフを首に巻くだけでもかなり違ってきます。 また、お腹や背中を冷やさず内臓を守ることも大切。夏場でも冷房の利いた部屋で過ごす場合は薄手のカーディガンや腹巻が重宝します。ローライズのパンツなど、お腹周りが直接空気に触れるような服装は避けた方がよいでしょう。

食べ物編 冷たい飲料のガブ飲みは避ける

体を冷やす食べ物は避ける

夏に倦怠感や食欲不振を感じたら、冷たい飲み物やアイスクリームなど、体を冷やす「陰性」の食品は避けるのが無難です。特に冷えた部屋での、冷やした飲み物には要注意です。また冷たい飲み物・食べ物の摂り過ぎは、胃腸の不調や肌荒れの原因にもなります。意識して温かい飲み物を摂りましょう。
例えば、カレーを食べて汗をかき、漬物のラッキョウを食べることで冷え対策につながります。逆に暑さで食欲がなく、そうめんなどの冷たいものばかりを食べていると、体の中から冷やしてしまうことになるので、注意しましょう。
さらに、食生活の偏りが出るとビタミンやミネラルが不足し、基礎体力も低下して体の体温調節などの機能が低下します。暑い時にこそ、栄養のある温かいものを食べましょう。

運動編 軽く汗をかく運動をする

ウォーキングで軽く汗をかく

運動は冷え対策や自律神経失調症の予防で最も有効な対策。筋肉を使うことにより、滞りがちな血液の循環を促進できるからです。逆に運動をしないと、筋肉の量が減少してしまい、疲れやすい体質が助長され、休日はダラダラと過ごしがちになってしまいます。

シャワー水流を利用して「夏の冷え症対策」リンパマッサージ

入浴時にシャワーを利用してリンパマッサージをすることも夏の冷え対策に効果的。シャワーの水流を少し強めにして、それぞれの部位にかけるだけで、リンパの流れがよくなります。

  • 首(首の両側、前後、それぞれ上から下に向かって当てる)
  • 鎖骨(肩下から内側へ、鎖骨の中央から脇の下へ当てる)
  • 腕(手の指先から脇の下に向かって当てる)
  • お腹(外側から内側へ向かってシャワーを回してかける)
  • 腰(腰の中心から外側へ当てる)
  • 太もも(ひざ上から太ももの付け根まで当てる)
  • ふくらはぎ(足先からひざに向かって、ふくらはぎとすねに当てる)

Vol.29

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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