すこやかネット

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Vol.16

美しい歯はイメージアップのキーポイント「歯」を科学する

毎年6月4日といえば、ご存じの「虫歯予防デー」です。今回のすこやかネットは、虫歯予防デーにちなんで、虫歯のことはもちろん、患者数が全国で9,000万人ともいわれる歯周病をはじめ、『歯』に関するさまざまな話題を取り上げてみました。私たちは毎日、何気なく歯を使って食べ物を食べていますが、野生動物は歯が抜けると食べ物を噛んで食べることができなくなり、死に直結していきます。つまり歯は生命維持に欠かすことのできない1つの器官ともいえます。また歯の健康は、体だけではなく、精神面にも影響を与え、「美しさ」という点からも歯の役割というのは重要な位置を占めています。お年寄りになるまで自分の歯を保ちつづけたいというのは全人類の願いなのです。歯を健康にすること、美しさを保つことで、心身の美しさに磨きをかけましょう。

歯によいとされる各種健康素材

キシリトール

白樺や樫などの樹木から摂れるキシランを還元し製造した天然の甘味料。
ソルビトール、マルチトール(還元麦芽糖)、エリスリトールなど、ブドウ糖、麦芽糖などに水素を加えて還元した糖アルコールの一種。
口内や咽頭周辺に生息している虫歯の原因菌であるミュータンス菌や細菌性肺炎を引き起こす肺炎双球菌はキシリトールを栄養素として利用できないので、キシリトールの頻繁な摂取、特にキシリトール入りのうがい薬で日に数回うがいをする、あるいは、キシリトール入りのガムを噛むことは虫歯および細菌性肺炎の予防に役立ちます。
また、肥満防止・整腸作用による大腸ガンの予防にも役立ちます。

リカルデント

ごく普通の牛乳の固形物から作られた安心な成分。
エナメル質の内側に直接浸透し、甘いものを食べると出る酸がエナメル質の内側からカルシウムやリン酸を溶け出させる「脱石灰」を防ぎ、カルシウムやリン酸がエナメル質に浸透してエナメル質の密度が高くなる「再石灰化」を促進、溶け出したカルシウムやリン酸を速やかに補い、「初期虫歯」を修復します。

フッ素

自然界にも存在し、ワカメ、海苔、魚介類、小魚、お茶などに多く含まれる歯を丈夫にする栄養素。
虫歯予防としては、歯科医院・保健所ではフッ素の塗布、学校ではフッ素洗口、一般家庭ではフッ素入りの歯磨き剤が一般的です。
フッ素は、エナメル質の構成物質であるハイドロキシアパタイトの水素イオンに変わって入り込み結晶化することにより、酸に溶けにくくして、歯の質を強くする働きがあります。
また、歯垢(プラーク)の生成を抑える働きがあり、虫歯菌の活性を阻害したり、酸を作らせないようにします。

ハイドロキシアパタイト

リン酸カルシウムの一種で、骨や歯の主要成分です。歯のエナメル質の95%以上を占めています。
唾液中にハイドロキシアパタイトを補給することで、歯の再石灰化を促すことができます。また、優れた生体適合性・骨親和性があり、人工歯根、人工骨にも利用されています。

口元は美しさの秘訣?/口元の美の基準

ゴールデン・プロポーション(黄金比率)

レオナルド・ダ・ビンチらが、多くの人の顔を計測して、理想的なバランスを数学的に分析したものだといわれています。その比率は大まかに、1.6対1の比率で表すことができ、この比率が、自然界や人、動植物において最も調和のとれた美しさだといわれています。歯の場合は、中切歯対側切歯対犬歯=1.6対1対0.6の大きさが理想的な形だといわれています。

エステティックライン(E−ライン)

1954年に、歯科矯正医・ロバート・リケッツ氏が提唱したもので、顔を横から見た時の、鼻の先端とあごを結んだ線をいいます。一般に美しいといわれる理想の横顔は、このライン上からやや内側に唇があることです。

鼻上唇角(びじょうしんかく)

鼻上唇角とは、鼻の下を起点に鼻頭までのラインと上唇のラインの角度をいいます。日本人の平均角度は、90〜110度で、これより小さいと出っ歯とされます。

リップライン

笑った時の上唇のラインのことです。一般に若い人ほど中心から口角に上がるカーブが大きく、年を重ねるほど小さくなります。
リップラインは、歯しか見えない「ロー・リップライン」、歯と歯の間の三角形の歯肉がわずかに見える「ミドル・リップライン」、歯肉が露出する「ハイ・リップライン」の3つに分けられます。一番美しいとされるのは、ミドル・リップラインです。

スマイルライン

スマイルライン実線とも呼ばれ、上の歯の縁のラインで、これが下唇のカーブに沿うか、並行なものが美しいとされます。


Vol.16

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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