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お茶の楽しみ さぁ お茶しましょう

秋から冬にかけては体が冷え、忙しさから心に余裕がなくなり、ストレスを抱え込みやすくなりますよね。そんな時、好きな時間に1杯のお茶でホッと一息入れませんか? 一人のお茶もみんなと一緒のお茶もおいしく滝(い)れましょう。今回はお茶のいろいろについて特集してみました。
さぁ、好みの器で好きなお茶を滝れたら、アロマテラピーのようによい香りがリラックスさせてくれるでしょう。

おいしいお茶の煎れ方

用意するもの…急須・湯飲み・ティースプーン・カレー用スプーン

玉露

玉露は濃厚なお茶を少しずついただくため、湯冷ましして最後の1滴まで注ぎましょう。

■滝れ方の目安
人数 茶葉 注ぐお湯の量
2人分 6g 40cc

ティースプーン1杯で茶葉約3g

■お湯の温度と蒸らし時間
  お湯の温度 蒸らし時間
1煎目 50℃ 2分
2煎目 70℃ 30秒
3煎目 90℃ 30秒

※3煎ぐらいまでいただけます。残った茶殻は少ししょう油をたらして食べてもおいしいです。

煎茶、茎茶、玉緑茶

煎茶、茎茶、玉緑茶は、お湯の温度で違った印象になります。
保温ポットのお湯なら、湯冷ましは1回でOKです。ポットから湯飲みにお湯を入れて、そのお湯を茶葉の入った急須に移せばいいです。

■滝れ方の目安
人数 茶葉 注ぐお湯の量
2人分 5g 120cc
■お湯の温度と蒸らし時間
お茶 お湯の温度 蒸らし時間
普通煎茶 70℃ 1分
深蒸し煎茶 70℃ 30秒
玉緑茶(蒸し製) 70℃ 1分
玉緑茶(釜炒り) 90〜95℃ 30〜45秒
茎茶 70〜90℃ 30秒〜1分

焙じ茶、玄米茶、番茶

焙じ茶、玄米茶、番茶は熱湯でサッと滝れて、大きめの急須や湯飲みでたっぷりといただきたいものです。

日本茶のさらにおいしい滝れ方
  • 急須は振らない(振るとお茶の渋味や苦味が出てしまう)
  • 1煎目を注ぎ終えたら、急須の蓋を少しずらしておく(茶葉が蒸れ過ぎないので、2煎目もおいしい)
  • 急須のお手入れは水で流す(洗剤を使ってゴシゴシはダメ)

「心と体が元気になれるお茶のパワー」

日本茶・中国茶・紅茶もルーツは中国雲南省の1本の木といわれ、ツバキ科カメリア属の中国種とアッサム種の2種類に大別されます。2種を合わせた交配種もあります。茶葉の加工により、発酵させないものは緑茶、完全発酵させれば紅茶、半発酵は烏龍茶です。特に緑茶は発酵させないため栄養が豊富に含まれています。薬ではないので、即効性はありませんが、副作用がないので、毎日飲みつづけるとよいでしょう。飲むほかに茶葉を食べることもできます。
緑茶には玉露、煎茶、番茶などいろいろありますが、旨味成分・アミノ酸の含有量は違うものの、ポリフェノールの含有量はあまり変わりません。

お茶に含まれる成分

カテキン

別名タンニン。ポリフェノールの1種であり、お茶の渋味成分。無発酵の緑茶に多く含まれる。含有量は茶葉の15〜20%。

効果
  • 食中毒の原因菌の滅菌
  • かぜのウイルス退治
  • 活性酸素除去や生活習慣病予防
  • 抗菌・消臭
  • ダイエット(体脂肪に働きかける)
  • 二日酔い防止(利尿作用によりアルコール分を体外へ出す)
  • 口臭予防
  • 高血圧の予防
  • 骨粗鬆症の予防
カフェイン

苦味成分のカフェインは、日光を遮断して作る玉露や抹茶に多く、直射日光を浴びて育つ三番茶には少ない。またお湯の温度によっても変わり、熱湯であれば、カフェインの溶出量は多くなり、苦いお茶になる。含有量は紅茶、烏龍茶、玉露が同じくらいに多く、番茶、焙じ茶は少なめ。

効果
  • 疲労回復
  • 頭をスッキリさせる
  • 利尿作用
  • コレステロールの増加を抑える
  • 血小板凝集を抑える

フッ素

お茶に含まれ、煎茶より番茶の方が虫歯に有効。そして一番茶より二番茶、三番茶の方が多く含まれる。

効果
  • 虫歯予防
  • 歯槽膿漏予防(口内細菌をブロック)
アミノ酸

テアニン、グルタミン酸など約20種類から構成されているアミノ酸は甘味、旨味成分。茶葉の成分中2〜5%。

効果
  • テアニンによるドーパミンの増加
  • 血圧降下作用

お茶の中の水に含まれる不溶性・難溶性の成分

ビタミンA・C・E、カテキン、テアニンは、茶殻の中に多く残るため、丸ごと食べて栄養を摂るとなおよい。玉露や煎茶の茶殻は、しょう油やカツオ節で味つけすれば、ご飯や日本酒のお供に。ほかに●茶葉を混ぜた衣の揚げ物●抹茶(茶葉を石臼で粉末状にしたものなので、茶葉を食べているのと同じ)●抹茶フレーパーのお菓子やドリンク―としても利用できる。 中でもビタミンCは野菜では熱で壊れやすいが、お茶のビタミンCは熱で壊れにくい性質を持っている。シミ、ソバカスを防ぎ、きれいな肌を作る。

アロマテラピー的な要素を持つお茶は心と体に効く

緑茶の茶葉(出がらしでOK)を乾燥させて、ガーゼの袋に入れ、口をしっかりと止めてお風呂のお湯に浮かべると●肌の清浄・殺菌効果●肌がすべすべに●冷え症によい―などの効果があります。ほかにもお茶はストレスによる免疫機能低下の防止、アトピーや花粉症、気管支喘息など、アレルギー性疾患に効くというデータもあります。最近は、ガンやエイズ、環境ホルモンとお茶についての研究も進んでいます。

情報提供:(株)家庭薬新聞社

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