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果物パワー

優れた整腸作用 便秘と下痢に有効

りんご

りんご

「りんご」は、カリウムと食物繊維のペクチンを多量に含んでいるのが特徴です。ペクチンは腸内を酸性にして、ビフィズス菌をはじめとする善玉菌を繁殖させるとともに、有害菌の繁殖を抑えてくれるので、下痢などに有効です。

反面、ペクチンは消化されないので、腸内をきれいにして有害物質の排出を促進することから、便秘を解消させる働きもあります。「りんご」は下痢にも便秘にも有効な優れた整腸作用を持っている果物なのです。

カリウムは体内の不要な塩分成分であるナトリウムを排泄したり、高血圧を予防する働きを持っています。血中のコレステロールの増加を抑えるなど、動脈硬化の予防にも効果的といえましょう。

酸味の元は、豊富なリンゴ酸とクエン酸。これらには疲労回復や食欲増進、消炎などの優れた働きがあります。

このほか暑さに対して胸のもやもややほてりを解消したり、むくみを取って尿を出しやすくする、といった効果も期待されます。

[含有量]

ビタミンC 4mg 食物繊維 1.5g

抜群の利尿作用 体のほてりを冷ます

スイカ

スイカ

夏の風物詩としてお馴染みなのが「スイカ」です。ウリ科の植物で、英語でウォーターメロンと言われるように、成分的には90%以上が水分で、あとの10%近くが糖分。この糖分を凝縮させた“スイカ糖”は民間薬として、古来から腎臓病の妙薬として用いられてきました。

栄養素はあまり含まれていないように思われがちですが、果汁には糖質をはじめ、利尿作用のあるカリウム、リンゴ酸やアミノ酸の一種であるアルギニン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、ビタミンC、鉄、グルタミンなどがバランス良く含まれています。

中でもミネラルの一つであるカリウムの効果で、疲労した筋肉をより早く回復させる働きがあり、夏場に体がほてった時などに冷ましてくれる働きが知られています。

また尿をつくる成分の特殊アミノ酸やシトルリンも含有しており、尿と一緒に余分な塩分を排泄する働きがあります。高血圧や動脈硬化の予防のほか、膀胱炎や腎炎等にも有効な働きを示します。

[含有量]

ビタミンC 10mg 食物繊維 0.3g

食べ方は多種多様 疲労回復などに

ぶどう

ぶどう

「ぶどう」は、ブドウ糖や果糖を主成分としています。ヨーロッパでは「畑のミルク」と呼ばれ、そのまま食べたり、干しぶどうにしたり、ワインやジュースにして飲んだりと、その食べ方は多種多様です。

ブドウ糖は体内に吸収されやすく、そしてすぐにエネルギーに変わるので、疲労回復や体力増強に効果的といわれています。

このほか、体や脳の働きを高めるビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、血管を丈夫にするビタミンE、血圧を降下させるカリウム、骨歯を強くするカルシウム、貧血を予防する鉄分なども含んでいます。

「ぶどう」は、軸が緑色でピンとしているものほど新鮮で、実が詰まり過ぎていないものを選ぶのがいいようです。一番美味しいのは軸に近いところ。

疲労回復や病中病後の栄養補給には生で食べたり、ジュースにしたりするのが適しています。また食前酒としてワインにすれば、食欲が増進されます。

[含有量]

ビタミンC 2mg 食物繊維 0.5g

ビタミンCたっぷり 二日酔いに最適

かき

かき

「かき」は、実だけでなく、ヘタや葉にも効用がたくさん詰まっているといわれています。成分的には特にビタミンAとビタミンCが豊富に含まれていますので、疲労回復やかぜの予防、さらには高血圧症、ガン予防、老化の防止等にも有効です。

また食物繊維のペクチンや余分な水分を排泄するカリウムも含まれているので、血中コレステロール値を下げてくれます。

甘かきにも渋みの成分であるシブオールとアルコールデヒドロゲナーゼという酵素があり、これらはアルコールを分解する働きを持っており、カリウムの利尿作用と重なって、酒の席や二日酔いにはもってこいの存在ともいえます。

干しがきは、生の状態と比べてビタミンCが酸化されてほとんど含まれない反面、糖分が約4倍、ビタミンAも2倍近くあり、胃腸を丈夫にして内臓を温めるなど、疲労回復効果が期待できます。

かきのヘタには、シャックリやゲップを止めるといった作用があるほか夜尿症、百日せき、吐き気止めにも効果を発揮するといわれます。

[含有量]

ビタミンC 70mg 食物繊維 1.6g

※栄養素の含有量は「五訂食品成分表」より引用。可食部100g当たりの含有量
情報提供:(株)家庭薬新聞社

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